キノコ放射能調査



 本会では,東日本大震災が起こってすぐの2011年夏頃から宮城県内の4地点(仙台市近郊,泉ヶ岳周辺,栗原市,丸森町)を中心としてほぼ定点的に放射能調査用のキノコのサンプル採集を行っています.これまでの6年間で約200種,延べ1200を超えるサンプルを集めてきました.これだけ大規模な調査は日本国内では他に行われていないと思われます.
 宮城県内の野生キノコを食べても大丈夫かどうかは単純に答えられる問題ではありませんが,まずは客観的なデータを持つことが最も重要です.その上で,安全かどうかは各個人が判断すればよいと考えられます.
 放射能の測定やデータの解析は東北大学大学院理学研究科化学専攻放射化学研究室の木野康志先生を中心として行って頂いています.データの詳細は先生のページをご覧ください:
宮城県内自生キノコの放射能データ



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2017年2月15日更新

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